top of page

Concept

住まい手が求めるものは、形ではなく空間です。空間的な要素には、雰囲気・居心地等、感覚的な所が含まれますが、重要なのは自然との関わり合いだと思います。私達は、自然に逆らわず上手に付き合い、自然と共に歩んで来ました。この先も変わらないでしょう。流行に流されない、基本に忠実な、思いを込めた住まいこそ、住まい手に長く愛されるのではないでしょうか。
Toshinori Tsukahara
 
 
Architect

■ Appearances

商業建築と住居が入り交じる国道沿いの街並みに、親しみ、温もりのある板張りで幼い頃描いた「いえ」の形を住まいのアイコンとしてデザインしています。時と共に変化する有機的な表情は、住まい手と共に成長していく事でしょう。

 

■ Units

2階建て全12世帯の住まい。東西に伸び、奥に広がる敷地に対し、南面に各階5世帯(計10世帯)を並べ、北側の2世帯はメゾネットタイプとして明るさを確保しています。また、寝室と居間を分離する事で、住まい手の多様性に答えます。

 

■ Color

室内は全体的に柔らかい配色で構成し、アクセントに色を用いています。
「たいよう」の赤、「そら」の青、「もり」の緑、「ほし」の黄色、「わかば」の黄緑、誰もが愛する自然の要素。各世帯の異なる色が集まり、一つの自然界を形成するような「共生」を意図しています。

 

■ Approach

各階のアプローチを分離し、細長くクランクした通路は、昔懐かしい路地裏的な空間です。都会の喧騒からプライベートな空間に導く架け橋として捉え、気持ちの切替えポイントとなります。

 

■ Contact

SUMIKAのコンセプトやデザインにご興味を持たれて、ご自身の住まいづくりの参考とされたい方、是非こちらへご連絡ください。

bottom of page